移住して起業

 H27年6月の市広報より、23年前に神戸市から養父市大屋町若杉に移住した飯野さん夫婦が、借りていた木造3階建の古民家を買取り、薬膳料理古民家の宿「こころの里懐(かい)」を5月16日に開業しましたのでご紹介します。


IMG_4974〇.JPG囲炉裏を囲んで食事をとります。

憧れの田舎暮らしを求めて、大阪出身の飯野一生(かずお)さん(59歳)と神戸市出身の愛子さん(58歳)夫妻が、一家で養父に移住したのは、平成4年3月のことでした。自身が都会で生まれ育ったため、子どもは自然の中で育てたい、ふるさとと呼べるところを作ってあげたいという思いからでした。
 最初は、夫婦でおおやスキー場「ロッジふじなし」の管理をしながら、民宿経営や調理などを学びました。その後、母親の介護のため、愛子さんが仕事をやめて、家でパン屋をはじめました。
 この時に、パン工房だけでなく、五右衛門風呂や囲炉裏などの改修を行い、充実した田舎暮らしをしていました。
 その後、子育てを終え、古民家民宿を営むため、借家だった自宅を2年前に購入しました。旧大屋町の広報おおや447号(平成4年8月号)で一生さんが「昔ながらの民家でペンションをしたい」と話しており、この頃からの夢だったようです。


IMG_4979〇.JPG薪でわかす五右衛門風呂。
 懐かしい古民家を楽しみ、ゆっくり過ごせるように1日1組(2〜6人まで)に限定し、1階のリビングや寝室、リラックスルームなど4部屋が貸切で使えます。縁側に座ると、宿のそばを流れるせせらぎが心地よく響きます。また、薪でわかす五右衛門風呂は、2種類の生薬入りの湯が楽しめます。
 食事は愛子さんが担当し、食材は鹿肉や養父資産の有機野菜、取り寄せた生薬などを使います。



IMG_4947〇.JPG夕食薬膳料理メニュー
 朝食は手づくり薬膳パン、豆乳スープ、小松菜のスムージーなど、夕食は、薬膳鍋、生薬漬け鹿肉の炭火焼き、山芋の薬膳だし入りとろろなどが楽しめます。
 愛子さんは「旅といえば、豪華な料理が定番ですが、糖尿病や腎臓病などで食事制限がある人にも対応できます。病気を持っている人も気軽に来てほしい」と話しました。
 一生さんは「家内が薬膳料理を勉強しているので、食事を通して健康に気づかってもらえれば。五右衛門風呂や囲炉裏のある懐かしい古民家で田舎の無い人に里帰り気分を味わってもらいたい。また、U・Iターンなどで養父市に移住してきた人にアドバイスできると思いますので、気軽に相談してください」と話しました。


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こころの里懐

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