Yabu Life 2025 養父市移住促進ガイドブック
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128      ダ栽培が、農家をめざすきっかけだった。思うように結果が出ず何度かリベンジしたが、うまくいかない。「本格的に研究してやろう」と闘志を燃やすようになっていた。する養父市の「おおや高原」に興味を持ったのは20年以上の実績と確実な販路があったから。近くにコンビニも駅もないが、新規就農者育成制度が充実しているうえ第三者承継の話まであり、就農しやすい条件がそろっていた。週3、4日も飛び回る忙しさ。ホテル暮らしの出張ではくつろぐ場所も時間もなく「あの頃は体が悲鳴をあげてたなぁ」と鮑さん。るが、転職後は体が軽く感じられるという。規則正しい生活に加え、家族と過ごす時間が増えたことで心にもゆとりを持てるようになった。軽い気持ちで始めたベラン有機ホウレンソウを栽培会社員時代は、国内外を農業も体力勝負の一面はあたまに酒を酌み交わす神戸の友人が「体格ががっちりしてきたよ」と教えてくれた。健康的な生活を実感できる言葉だった。を保有する大規模農場の経営に不安もあったが、走り出してみると「意外と大丈夫だな」と思うように。「新米農家なので、まずは経営を安定させることが目標」と堅実に仕事を切りまわす。「手間暇かけた有機野菜は味や香りが全く違う。もっと多くの人に知ってほしい」と食べることが大好きな鮑さんがいうと説得力がある。2023年にオーガニックビレッジ宣言をした養父市でさらなる飛躍が期待される。農家を志し、養父市へIターン農ライフで取り戻した「健康」有機野菜をもっと多くの人に届けたい!ある日のスケジュール活用した制度Iターンして有機栽培の大農家に私が作った有機ホウレンソウを一回食べてほしいな!20:0018:3017:30移住年:2021 年職 業:農家ほう農園鮑 昌 成 さん(兵庫県神戸市から移住)1. 種まきは機械で省力化 2. ビニールハウスまでの道は坂も多いお試し住宅(短期)養父市新規就農希望者研修支援交付金新規就農者育成総合対策(経営開始資金)ひょうご就農支援センターインターンシップ制度 23:3013:0012:0036棟ものビニールハウス6:307:308:00自由時間、PC仕事など就寝夕食出荷農作業農作業昼食・休憩朝食出勤約 300 棟のビニールハウスが建つ「おおや高原」やぶぐらしびと

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