養父市移住定住促進 U・Iターン総合サイト 田園回帰を始めたやぶぐらし人のライフスタイルの紹介

やぶぐらし

国家戦略特区指定
中山間農業改革特区

U・Iターン者の声

移住者の声を聞こう

父が築いた農業経営を支えるため
後継者として家族でUターン
福田有基さん(出身地:養父市八鹿町)
麻理さん(出身地:明石市)
麻穂ちゃん、咲生ちゃん

移住年:2016年
職 業:就農予定


高校まで養父市八鹿町で暮らしていた福田さんは姫路の大学に進学し、卒業後は大阪の繊維会社に就職した。麻理さんと結婚して播磨町の麻理さんの実家の近くに住み、1時間半かけて通勤していた。仕事で遅くなると我が子の寝顔しか見られないこともあり、働き方について考え始めたときに、有基さんのお父さんから「将来、帰ってくるつもりなら農業の仕事を手伝って欲しい」と言われ、農業特区で活気づく養父市に家族で帰郷することを決める。現在、田舎暮らし倶楽部で移住希望者の支援活動を行いながら、自身の移住の準備も進めている。

Uターンを決めた理由
有基さんのお父さんは、作り手がいなくなった地域の農地を少しずつ集積して2016 年は約10haの水稲を栽培する予定だ。有基さんも休日には草刈りや稲刈りなどを手伝っていたが、お父さんはそろそろ本格的に後継者を育成したいと考えていたそうだ。有基さんも通勤時間に往復3時間を費やす生活に疑問を抱いていたときだったので素直に受け入れることができたという。

空き家バンク制度を利用して
移住後の新居は「空き家バンク制度」を利用し、農地に近い高柳上区の古民家を紹介してもらった。家賃は1万5千円と安いが、長く人が住んでいなかったため、大幅な改修が必要だった。養父市の補助事業を利用しながら発注工務店と一緒に自身もリフォームに参加している。

農業特区で活気のあるまちに
農業特区でさまざまな業種の企業が参入することにより、これまで地域で農業を続けてきた人達もがんばろうという機運が高まっている。「個人農家でも継続可能な経営ができるというモデルケースになりたい」という福田さんも養父市を活気づける農家の一人だ。

農業経営の多角化を目指して
お父さんから受け継ぐ予定の農園の名前は決めている。居住区になる「高柳」の英訳tall willow の2語を組み合わせた造語「talliow」を使いtalliow farm(トリオファーム)と名付ける予定。軌道に乗ればサイトを開設してお米のネット販売や直売所の開設を行う計画だという。

イメージ

田舎暮らし倶楽部の活動

現在、福田さんは同倶楽部で養父市への移住希望者の支援活動を行っている。今年も都市部から地方への移住や交流を促進する目的で開催されるイベント「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア」に参加し、移住希望者のための相談会などを手伝った。地元で生まれ育ち都市部で暮らした経験を持つ福田さんは、移住者の気持ちに寄り添ったアドバイスを心掛けている。


たまげたいなかるちゃー
くず米を卵に変える!?
お米を作っているとどうしても「くず米」ができます。売っても二束三文にしかならないので、どうせなら、鶏にくず米や規格外の水菜を食べさせて卵を産んでもらおう!と鶏を飼い始めました。父が作ったお米や水菜を食べているから安全安心な卵ができますよ。
拠点 talliow farm
(トリオファーム)

養父市八鹿町八鹿210-11
TEL.079-662-6351
養父市役所市民生活部やぶぐらし・地方創生課
TEL:079-662-3172FAX:079-662-7491