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養父市に住む女性たちの声

まるで実家!?ありがとうご近所さん~人とのつながりで暮らしが豊かに~
山﨑友香(やまさきゆか)

【ライター・わはは牧場スタッフ】
神奈川県出身。2016年に東京都から移住。大屋町にあるわはは牧場で働く傍らライターとしても活動。

東京から養父市に移住して早4年が経ちました。
最初はここでどれだけ暮らすかなんてまるで見当もつかなかったけれど、あっという間に季節は流れ、今では実家がある関東に負けないくらい心地いい暮らしができていると思います。

私は、前職の農業雑誌編集者時代に市内にあるわはは牧場と出会い、その経営スタイルに興味を持ち、「ここで働いてみたい!」と、その勢いのまま養父市大屋町に引っ越してきました。牧場での仕事は、牛・豚の飼育、エサ作り、アイガモ農法での米作り、家畜を肉にする仕事などなど。新しいことへの挑戦の連続で刺激的な毎日を送れています。草刈り機でバンバン荒地を刈ったり、MTの軽トラをブイブイ乗り回したり、この4年間でできることも増えたと思います。

牧場での仕事はもちろん楽しいけれど、わはは牧場しか養父市について知らなかった私が4年間このまちに住み続けてこられたのは「ここに住む人とのつながりができて暮らしが楽しくなったから」だと思っています。

まず、引っ越してきてすぐの頃。精神的に心強かったのは、市内に住む同じ移住者の存在でした。私の家の近くには同世代の移住者が結構いて。農業者やデザイナー、アーティスト、カメラマン、楽器製作者などなど。職業は違うけれど、境遇が似ていることから喋りやすく、私にとっては何かと頼っちゃう、気軽に相談できる存在でした。都会で暮らしている時は自営の友達がなかなかいなかったけれど、移住者仲間はみんなそれぞれ新しい土地で仕事を興して頑張っていて、カッコよくて、とても刺激を受けたのを覚えています。移住者仲間は着々と養父に根付いていて、今でも私の尊敬する存在。夫婦で力を合わせてやっている方が多いので、私も夫と何か新しいことを始めてみたいなあと思うようになりました(昨年、夫が会社を辞めてフリーの映像マンになりました。夫婦一緒に何かできたら楽しそうだなあ〜)。

生活をするうえで一番支えてもらっているなあと思うのは近所の人。引っ越してきた当初から、歓迎会を開いてくれるなど、私たち夫婦が地域の輪に入りやすいようにいつでも気にかけてくれます。
「野菜いらんかー?」
「畑使わんかー?」
「うちの倉庫にあるもん全部使ったらえーでー」
暮らしに足りないものがあるとすぐ声をかけてくれて、至れり尽くせり。
地域でお葬式があった時や初盆の風習など。実家のほうにはなかったこの地域の習わしを、「知っとる〜?」と、それとな〜く教えてくれるのが本当にありがたいです。
最近の話でいうと。私が風邪を引いた時に、隣のおばちゃんが約1週間も日中に子どもを預かってくれました…!しかも、私たち夫婦の晩御飯を家まで運んでくれて、最終的にはおばちゃんの家でご飯を呼ばれるという日までありました。子どもはまだ0歳。産んでから初めての私の体調不良。身寄りがいないこの土地で、涙が出るほど助かった出来事でした。美味しい魚を取り寄せたので、近いうちにこの間のお礼としておばちゃん家で鍋パーティーをする予定です。

牧場で出会うお客さんや同業者は私にとってワクワクする話ができる人。ライターの仕事では、普通に暮らしていたら出会えない養父市で暮らす面白い人たちと知り合えるからこれがまた嬉しいし楽しい。

そんな人たちと繋がれたから、この4年間、なに不自由なく、不安なく、やりたいことをやりたいようにできて、暮らしてこられたのだと思います。ここで出会った人のおかげで、何倍も何十倍も暮らしが豊かになっている。最近では、子ども繋がりの知り合いも増えました。いろんな輪が広がるのもこのまちの魅力だと思います。